ブレイキング. バッドを見終えての感想

『地面師たち』をきっかけにNetflixに入った今日この頃。。

他に何か面白い映画やドラマは無いかな?と調べていたところ、

ブレイキング.バッドに辿り着きました🤣

数々の賞を受賞しており、

YouTubeでも絶賛されてましたので、

これは見るしかない!!

と。。。

もちろん面白かったです✨✨

しかし、長かった、、、😅😅

シーズン5まであって全62話です😱

私は一ヶ月半位かけて見終わりました😂

せっかくそれだけ長く時間をかけて見たので、アラフィフの主婦の頭に残った事、ブレイキングバッドで勉強できた事を残しておこうと思います。

①一番の衝撃🫨 

アメリカ、ドラック蔓延しすぎ😱😱

これがアメリカのリアルだそうで。。。😰

(アメリカ人は、リアル過ぎて、そうそう!そうなのよ!っと共感の嵐過ぎて視聴率がうなぎ登りしていったそうです。)

これ、嘘でしょ?こんなにみんなドラックでラリってる人近所に居ないでしょ?

と思うんですけど…

学生のうちは大麻ぐらい一回はやるでしょうみたいな感じもあったし、

昨今のアメリカのケンジントン?の薬物中毒のユーチューブ見ますと、本当なんですね…😱

ウォルター達も、ブルーメス売りたくなったら、売人とあっという間に繋がっていきますからね。。。

ドラックのリハビリ施設とかにも沢山人が集まって、セラピーをしているのですが、またそこに売人が近づいてくるっていう。。

日本もそうらしいですよね

(田代まさしさんが言ってました)

辞めたい人に近づくの本当やめて欲しい😔

あと、ドラックで使用している本人だけで無く、周りの家族友人も巻き込まれて、大勢の人が亡くなっていったので、ドラックの恐ろしさをこれ程までにか…!!っと教えてくれるドラマでした。

②銃社会怖すぎる

日本に居ると、銃がある世界とは無縁過ぎて、ありがたい事だと痛感します

銃があると簡単に人を。。。😱😱

もうある段階からはバンバンピストルがぶっ放されました💦

でも、ブレイキングバッドでは、ウォルターの最初の殺人は銃ではないです。

ウォルターが最初の殺人を犯すまでを、葛藤の心理描写もそうですし、人は人をそう簡単に殺せない、っという、リアルな状況を

(結局は殺してしまうんですが😭)

かなり時間をかけて、見せてくれています。

そうだ、やめた方がいいよ、できないよね、ウォルターにはそんな事出来ないよ。。。。!!

やっちゃダメだよーー!!

っとどんどん引き込まれていきました👀💦💦

特にメキシコマフィアとの戦いではもう、銃撃戦でした💦💦

シーズン4辺りの物語の終盤で出てくる、サイコパスキャラのトッドが、すぐ銃でパーン!!でした😰

銃がある世界って恐ろしい…😖

③アメリカは医療保険制度がない?日本の医療制度がいかにありがたいか。。。!!

ブレイキングバッドは、主人公のウォルターは末期の肺がんになってしまい、高額なガンの治療費も、残された家族へ残すお金も無いことから

ブルーメス(覚醒剤)を作ることを決断します。

日本では医療費3割負担が主です。

今はガンの治療費も高額医療制度があり、国がかなりの金額を負担してくれています。

安い医療費負担で高度な医療を受けられる

しかし、アメリカは自由診療が主の為、とても高額になってしまうそうです

ブレイキングバッドでも、一回の抗がん剤治療の請求場面で、日本円にすると140万円位請求されていたと思います

そして、地方の公立の高校の教師であるウォルターには、とても支払っていける金額では無いそうです。

(学校の先生は給料が安い)

なので、一家の大黒柱である夫が若くしてガンで亡くなってしまったら、残された家族は一気に路頭に迷う生活となり、

家賃の安い治安の悪い地域に引っ越す事となり、ドラックや犯罪に巻き込まれる確率が一気に上がるという。。。

日本の医療制度がいかに恵まれているか、痛感させられました。

④メキシコの麻薬マフィアが怖すぎる

メキシコの麻薬カルテルとの抗争等は、クレイジージャーニーのゴンザレスさんの回はじめ、いろんなYouTubeで見てきましたが。。。

こんなに怖いのかと。

こんなに話通じないのかと。

こんなに簡単に殺すんですか?と💦💦

ブレイキングバッドでは、かなり衝撃的な場面が多かったです。

私はガスが一番好きなキャラだったので、この辺りのお話は怖かったけど、

面白いというか、どうなっちゃうのかドキドキの連続で目が離せませんでした。

ガスとヘクターサラマンカとの最期はすごかったです😭😭

ヘクターサラマンカの目や顔の演技の凄さよ。。‼️

ガスの最期も。。最後まで紳士なのが涙😭

忘れられない名シーンです。

⑤アメリカの白人社会と男性のマッチョイズムを感じました

ブレイキングバッドって、キャストのほとんどが白人とメキシコ人(中南米)でしたよね。

黒人ってガス位。。?

ガスも生粋の黒人では無く、黒人と白人系のハーフっぽいです。

あと他に居たっけ。。?

という位印象が無いです。

やんわり白人と黒人の人種差別が残っている事も表現していると解説で聞きました。

あと、その白人の男性達のマッチョイズムが

ウォルター、ハンク、マイク、からヒシヒシと伝わってきました。

男は金を稼いでこなければ意味がない的な。。。

ハンクも鬱?パニック障害をなかなか受け入れられなかったですね。

日本も男性は生きにくいと言われておりますが、

自由の国アメリカ🇺🇸もなかなかだなあ。。と思わされました。

私は吹き替えで見てたので、奥さんや子供に

黙っていろ!とか命令口調なのも、

うーん、こんな夫嫌。。😔と思ってしましました。

愛してる!とかも超マメに言ってるんですけどね😅

特にハンクはいつも奥さんのマリーに

かわい子ちゃんとか、ベイビー💕とか言ってて、

アメリカ人、本当陽気ですごいな🤣って。

愛情表現のマメさ、クサイセリフはクスッと笑わせてもらいました。

⑥主人公の息子、ウォルターJrに障害がある設定が珍しい

本当に障害がある俳優さんが演じてのですが、なんと主人公の息子さんは脳性麻痺で言語障害と歩行障害があり、杖を使っています。

高校生になっても、ズボンを上げ下ろしを父親に手伝ってもらったり、障害を地域のヤンキーにからかわれたりと、切ない場面がありました。

私の次男も重い知的障害と自閉症を抱えて生きていて、障害のある子供の事を心配するウォルター夫妻の気持ちは分かる気がしました。

またウォルターJrことフリン君がめちゃくちゃイケメンで可愛いし、話数の後の方になると成長して、かっこよくたくましくなっているのにも感慨深いです✨

【まとめ】

本当に長いドラマだったんですが、

🤯このピンチをウォルター達はどう乗り切るんだ?!

🤯次に何が起きるんだ!?

🤯ちょこちょこ含まれる伏線と回収

視聴者を常にドキドキハラハラさせて、飽きさせない中毒性の高いドラマだったと思います。

あと、個人的な事ですが、

ウォルターが自分の父親と見た目も内面も似ている部分があって、酷い男だったけど、見続けてしまったうえに、憎めないなぁ…と思ってしまったところもあります。

自分の父親も、高学歴で本当に頭の良い人だったのですが、人格的に問題があり(DV暴力と経済的にも、アルコール中毒、アスペ)

母とも私達子供とも上手かず、本人としては、

「なんで俺の気持ちをお前達は分かってくれないんだ!!」

と怒りを常に持っていたんだろうなと思います。

そんなふうに大声で怒鳴ったり命令したりしてたら、奥さんも子供も離れて行くの当たり前ですよね。

(ウォルターは妻と子供には手をあげてないので、まだ救いがあります。お金も大金残してるし。)

そんな暴力的で支配的な面をいつも見せて、妻や子供を恐怖に陥れておきながら、学費は惜しみなくお金を出してくれたり、結婚式前にはオイオイと泣き崩れたりして、ものすごく理解し難い父でした。

ウォルターは、何度も

「俺は家族のために…っ!!」

っというセリフが何度も出来てきました。

嫌な仕事に行かなければいけないのに、

こんなに頑張って良い夫、良い父親として振る舞っているのに、

妻や子供は俺の気持ちを一切分かってない…!!

(仕事とは、高校の先生、ガソリンスタンド、ブルーメス作りですね😵)

っという怒りと孤独に戦っているように見えました。

4〜50代の荒れ狂うmy父の怒りはこういう事だったのかな…と、少し父を理解出来た様な気がしました。

かと言って、父のDV、アルコール中毒は妻にも子供にも大変な恐怖を与え、長い間苦しめられたので、二度と一緒に暮らしたくないです。

父はラッキーな事に、私の産みの母を癌で亡くし、再婚した新しい奥さんをまたも癌で亡くし、今は新しいパートナーさんと出会い、幸せに暮らしています。

今の方とは上手く行っている様で、父には子育てと仕事の両立は向いてなかったんでしょう。

父にとって、子育てするということは、

色んなプレッシャー(特に学業面、収入面)

自由に生活出来ない(転職等も出来ない)

うるさい、散らかる(整理整頓された空間で生活したい)

等、ストレスがかかることだったんでしょうね。

そういう人間は結婚するな、子供を持つな、とも思いますが、本人も周りも、まさかこんな事になるとは…っと予想不可能だったんでしょうね。

自分の事を客観視するのは難しいです😓

長く長くなりました💦💦

長い長いブレイキング・バッドでしたが、私にも色々と考えさせてくれるドラマでした!

見て良かったです🤩✨

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