ヨシダナギさんの写真展で、心に残っているのがこの一枚です。

黄金色の夕陽を浴びて、手をつないで立つ【スリ族】の二人の子供たち。
羽のような飾りをつけた少年が、こちらをふっと振り返っている姿を見て、私は動けなくなってしまいました。
まるで、長男とニャン吉が手を繋いでいるかのよう。
夕日なのか、朝日なのか分からない、神々しい光が向こうから差し込んで、二人を輝かせています。
そして、私達の手の届かない「全く別の世界」へ向かって歩き出そうとしているかの様な……。
吸い込まれてしまいそうな…..
そんなふうにも見えました。
サバンナという、美しくも過酷な、生命が試される場所。
そこに生きる彼らの人生は、私たち日本人よりずっと短く、一瞬の輝きなのかもしれません。
「じゃあね、お母さん、バイバイ」
そう言って、このまま光の中に溶けて消えてしまうんじゃないか。
そんな幻想を抱いて、胸が締め付けられるような、美しくて悲しい感覚に襲われました。
🎨 アートが教えてくれるもの
「こんな風に感じるなんて、私だけかなぁ」なんて思ったりもしたけれど…
でも、きっとアートってそういうものですよね!
ヨシダナギさんが命懸けで撮ってきた魂の一枚を、どう受け取るかは自由なんだろうな。
私はこの写真を通して、長男への「寂しさと誇らしさ」、そしてにゃん吉を「守り続けたい」という自分の奥底にある想いに気づかせてもらった気がします。
【結び】
会場を出ると、賑やかな上野の街🌇
今回は、きっと一生で一度も行く事が出来ないであろう、アフリカやパプアニューギニア、メキシコ等、貴重な民族の方々の写真を時間を忘れて鑑賞する事が出来ました。
(それほど混んでなくてよかった!)
私の日常には、お腹を空かせた長男とにゃん吉が待っています。😊
「夕飯、何にしようかな」
そんな当たり前の日常に感謝しながら、駅へと向かいました。


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